古い話で恐縮ですが、今年の雪上カーニバルの雪像舞台「風神雷神」は18年に制作しておりました。
もちろん今年のカーニバル会場の雪像の方が良い出来なのでしょうが、18年前に同じ題材で作っていたのは、何かの因縁を感じます。
この頃は毎年「きもの絵巻館」さんの前で、着物の街に似合う雪像を作っておりましたが、「風神雷神」はちょっと難しい作品でした。
同じ場所で1995年にはこんな作品も作っていました。昔の写真を改めて見てみると、懐かしい思い出がよみがえってきます。この頃は雪の芸術作品部門には応募しないで自由に作っていました。
16年前に初めて芸術作品部門にエントリーした「ポロンナールワ」です。「ポロンナールワとは、スリランカの古代都市で釈迦の涅槃像が有名です。その涅槃像と同じ大きさの長さ14mとほぼ同じ大きさで雪像を制作しました。また、立像で腕を組んでいるのは弟子のアーナンダといわれております。
結果は商店街連合組合賞を受賞をいただきましたが、芸術部門にエントリーしたのは、これが最初で最後になりました。
というのも、この時期は除雪が重なったりすると、なかなか雪像に手が回らなくなり、思った作品が出来なくなる可能性が高いので、エントリーするのは止めました。
それでも雪まつりを盛り上がるため、毎年会社の前で手の空いたスタッフだけで雪だるまや雪橙籠を作っています。