長野県栄村森地区で耐雪3.5mという最強の木造住宅の地鎮祭が執り行われました。
実は当社でも木造耐雪3.3mという家は何度か建てておりますが、耐雪3.5mというのは初めてです。
栄村では今年の大雪でも、最大で3.2mとお聞きしましたので、これなら冬季間留守にしても安心ですね!
森地区は栄村の中でも被害の大きな地域で、地盤調査の結果も悪く、地盤改良を行いました
一番深い所では9m、浅い所で3m位と改良深さバラツキがありました。被害の大きかった青倉・横倉・森地区の一部では、6m〜9mの粘土層に覆われ、大雪にも耐えた丈夫な家でも、あっと言う間に甚大な被害をもたらしました。
ちょっと前なら地面を突き固めた程度で基礎をつくっていましたが、近年木造住宅でも地盤調査が義務付けられ、耐雪住宅であればなおさら基礎下の地盤の支持力が求められます。
今回のセメントによる柱状改良工事というのは、60センチのオーガーで支持層まで掘り進め、堅い層の上にセメントミルクと粘土を攪拌した固い柱を形成します。
わずか18坪の基礎の中に、60センチのセメント柱を34本も作るのですから安心ですね!