十日町市土市にて木造耐雪3.3m2階建て住宅の上棟式が執り行われました。
この地域は40年位前の分譲地で、自然落下式の屋根にするほど敷地が広くありませんので、建替えるなら耐雪式か融雪式になるかと思います。
融雪式は灯油の高騰で家計を圧迫しますが、耐雪式は余計な維持費がかかりません。
耐雪式も、いくら耐雪3.3mと言っても、今年のような大雪の年は何度か屋根雪を降ろされたようです。一般住宅で6回7回と降ろしたのに比べると、耐雪3.3mでは1〜2回、しかも屋根雪を半分以上残しての雪降ろし、又は雪庇落としなので労力が断然違います。
また、自然落下屋根も見ていますと、屋根に上がらないだけで、下の雪を片付ける作業が大変です。特に片流れの家では三階の窓まで雪が来ているお宅もありました。
家作りの第一番は、間取り(2階建てか3階建てかも含めて)、2番目に屋根雪処理、その次に外観や断熱・住宅設備・インテリア等々になるのではないでしょうか?