昨年は栄村で2棟の木造住宅を建てさせていただきましたが、今年も2棟の木造2階建て住宅を受注し、今週から森の栄村役場前で1棟目の地盤改良が始まりました。
やはり被害の大きかった所は、総じて地盤が悪いです。同じ敷地でも5〜6mから浅い所もあり、大昔に土石流が流れ堆積した地域のようです
森・青倉と並んで被害の大きかった地域が横倉です。踏み切りを渡った所に村営アパートや小学校・幼稚園等公共建築物が集中した地域ですが、その全ての施設が大きな被害を受け、足場をかけて大規模に直していました。
また、写真には写っておりませんが、道路の並びには、他にも木造住宅が並んでいましたが、ほぼ全壊状態で全て解体撤去されましたが、平成15年に建てた「ゆきぐにの家」が残っています。
昨年3月12日の長野県北部地震の時は、雪が屋根の上に1.5m位残っていて、氷みたいに固まっていましたので、かなりの荷重がかかっていましたが、屋根の壁・雪止めアングルを直し、内部の壁・天井を直した程度で構造体にはなんの問題もありませんでした。