雪の晴れ間に、昨年完成した十日町市の中でも最も家混みの中でつくられた5棟の現在の様子をご紹介いたします。
本町東に完成した重量鉄骨2階建て住宅です。屋上の雪も少し見え始めましたが、春には雪庇防止フェンスを設置する予定だとお聞きしました。
まあ、この程度で済めば、雪庇防止フェンスなど必要ないと思いますが、十日町市の場合、補助金を頂くには、隣地との離隔距離が2.5m以上ないと設置しなければなりません。
次は、高田町に出来た、これも重量鉄骨2階建て住宅です。
最近2階建てのご要望が増えてきました。屋上には3面に張り巡らされた2.0mの雪庇防止フェンスで万全の体制で豪雪に備えております。
暮れに完成した川原町の木造2階建て住宅です。こちらも老後の住まいとして、ほぼ4面フェンスを張り巡らしました。「もう雪ごったくはこりごり・・・」狭い敷地でも安心・楽々で暖かい!とご満悦のご様子でした。
その直ぐ近く、田中町の木造3階建て住宅です。基礎は一般的な高床コンクリート基礎で、2・3階は木造の耐雪構造になっています。
雪庇防止フェンスは3面、一般的なエアコンだけで暖かいと言っておられました。
暮れに完成した宮下町の木造3階建て住宅です。こちらの特徴は、1階が重量鉄骨で車の出し入れが容易になっています。屋上も3面フェンスで、まだ余裕があります。
これらの住宅は、県の克雪すまいづくり支援事業の補助金が受けられる、耐雪3.3mの住宅です。耐雪と言っても、いろいろあって、1.0mでも2.0mでも耐雪住宅と謳っているメーカーもありまが、旧十日町市で補助金がいただけるのは3.3mに耐える構造計算書を提出しなければなりません。
ちなみに、旧川西が3.0m、松代3.6m、松之山3.7m、中里3.3m、津南3.5mとなっています。